桂三枝「6代桂文枝」襲名 大名跡が復活
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110711-00000327-oric-ent
ついに我が大学の誇り、三枝師匠が大名跡を継ぐ運びとなったわけで。
喜ばしい限りであります。
でも、「桂三枝」という自分で大きくした名前に未練はないのか?
そのままでもいいんじゃないのか?冠番組もあるし。
で、「名前を継ぐ」と言う事を考えてみたのですよ。
まあ、一般人でも代々苗字は受け継がれているので、
日本人なら多少なりとも思い入れはあるかと思いますが、
古典芸能の分野では意味合いが大きく違うようです。
あの関西限定の至宝である桂小枝師匠でさえ、
「自分が貰った名前には思い入れはあるが、受け継がれている名前を貰うことは光栄。
それは名誉なことなんです。」
と言うのをテレビで『真顔で』(←ここ重要)言っておられたのを見た事がある。
で、思ったんです。「じゃあ、僕なら誰の名前が欲しいか?」
憧れている人物を思い出してみる。
例えば、だ。野球界で言うと「長嶋茂雄」だろう。
実際のプレーは見たことがないが。
イチローとか松井とか落合とかよりもミスター。
だが、僕が本人から「二代目長嶋茂雄」を貰えるとしても、断る。欲しいけれども。
だって、その名前が埋もれてしまうから。傷が付くから。草野球しかしてないし。
先代にも、そのファンにも申し訳ないから。
でも現役のプロ野球選手で、本当に長嶋茂雄の域に辿り着ける素質を持った選手なら。
その名前を背負って、今後のプロ野球を盛り上げてくれる選手であるなら。
その名前を継いでくれてもいいと思う。最初は賛否両論あるだろうが、実力でねじ伏せればいい。
まあ、野球の場合、それが「背番号」という形では残っているが。
(長くなったので分けます)